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ここでは木造住宅の構法についてお話します。
個人的な主観が入ってる所が在りますがご了承下さい。
一口に木造住宅といっても幾つかの構法があります。
ツーバイフォー(2×4)
構法,プレハブ(プレファブリケーション)構法,
パネル構法,ログ組構法,
軸組構法,などです。
各工法に長所・短所がありますが、
高温多湿,低温乾燥など四季がはっきりと分かれている日本、
この様な日本の風土・気候にどれが一番合っているかと申しますと,
私的には軸組工法が一番だと思います。
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| 軸組構法にも伝統構法と在来構法の二つがあります。
また,在来構法にも二つありますが,これは下記でお話します。
伝統構法とは,太い柱と雄大な桁や梁,挿し鴨居などの部材を
寸分違わずガッチリと組み込み,クサビや栓などで更に密着・固定させる構法です。
壁は土壁工法(割った竹を縦横に組んだ下地にワラを混ぜた粘土を塗りこむ)を用います。
田舎の旧家などがこの構法です。
在来構法とは,現在最も一般的な木造住宅の構法で,昔のように
雄大な木材が安易に使用出来なくなった現代に合わせて伝統構法
をアレンジし,建築基準法に則ったものです。
構造用金物で補強・緊結します。
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一つは上でお話した在来軸組構法(以下スタンダード)。
もう一つは
スタンダードを更にアレンジしたプレカット構法(以下プレカット)です。
プレカットの最大の利点はコスト削減・工期短縮にあります。
スタンダードでは熟練した職人さんが各部材をチョイスして,
部材のクセ(この木材は先々どう曲がるかなど)を読みながら墨付け,刻みに入りますので
それなりの
工期・人件費がかかります。
プレカットはこの工程を全てコンピューターと機械が行います。
スタンダードで一ヶ月程かかるところをたったの何時間です。
しかし,部材のクセまでは読めません。
部材投入時に,部材が曲がっているとコンピューターが吐き出させます。
その為に製材してからさほど期間を得てない未乾燥木材が用いられる事が多いと聞きます。
(木材は乾燥すると持っているクセのとおりに曲がります。)
スタンダードとプレカットの工法の大きな違いは芯墨の有無(図 を参照)
と軸組の仕口(図 参照)でしょう。
プレカットで刻んでから上棟までに期間がかなり空いた為,材が曲がって
苦労したという話も良く聞きます。
しかし,今後はプレカットが主流になると思われます。
近い将来,墨付けが出来る大工職人は貴重な存在になるかもしれません。 |
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